紫式部

今年も「紫式部」が、美しい実を付けています。
“Japanese Beautyberry”とも呼ばれるそうです。
いかにも、その名前の通りの姿ですね。
秋を告げてくれる植物の一つです。

今日は、爽やかないいお天気で、塾の始まるまでの時間、鎌倉まで散歩にでも行こうと思ったりもしましたが、今週は、少し多めの添削の束を抱えています。
明日が納期なので、そちらを片付ける方が先決と、泣く泣く諦めました。

でも、ずっと座り仕事をしていると、どうしても姿勢が悪くなり、腰痛も酷くなります。
ちょっとだけ気分転換にと、家の周りを2,30分歩いてみました。

以前からそこにあるのは知っていたけれど、なかなか写真を撮る機会のなかった「紫式部」。
今日は、しっかり写真に収めました。

画像


以前も日記に書いたことがあったかも知れませんが、「紫式部」には、少し辛い思い出もあります。
今から14年前の秋。
主人は、県内の大きな大学病院から、地元の総合病院に転院しました。
大学病院に行くには、片道2時間以上掛かったので、色々な面で負担が大きくなりすぎていたからです。
主人にとっては、それは希望を絶たれる選択だったかも知れませんでしたが、家族で過ごす時間は格段に増えました。

家から病院までの道には、「紫式部」の実がたわわに実っていました。
娘は、いつもその「紫式部」の実を手折っては、主人にお見舞いと持っていったものでした。
小学校の焼き物クラブで作ったいびつな一輪挿しの花瓶にそれを挿しては、
「小さな葡萄」
と、いつも娘は言い、主人はそんな娘からのお見舞いに細い目をより細くしていました。

それが、家族揃って過ごした最後の秋でした。

今は、「紫式部」の美しさを心から愛でられるようになりましたが、暫くは、この時期この紫色の可愛らしい実を見るのが辛かったものでした。
でも、今になってみると、「紫式部」は、家族の絆を感じさせてくれたものだったと思えます。

今日も、「紫式部」をこっそり一枝手折って、主人の写真の前に飾ってみたのでした。
主人も、きっと、一緒にあの頃の事を、娘の小さなお見舞いを、思い出していてくれていることでしょう。




読んで頂き有り難うございます!
よろしかったら、ブログランキングのクリック、お願いします!

人気blogランキングへ

仲良し親子を応援して下さいね~!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0