祇園祭・山鉾巡行(2番~10番)

祇園祭は、平安時代、京の都に疫病が流行したとき、神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を迎えて祭り、
疫病退散の祈りを捧げ、荒ぶる神の鎮魂を願ったことに始まります。

動く美術館と言われる、山鉾風流の出現は、応仁の乱の後、14世紀中頃と言われ、
既に、650年の歴史を重ねています。
今年は、半世紀ぶりに後祭が復興し、
山鉾巡行も、前祭と後祭の古儀が整いました。

長刀鉾は、くじ取らずと言われ、毎年巡行の先頭を飾りますが、
それ以外の山鉾の多くは、くじ取りによって巡行の順番が決まります。
今日は、今年の2番から10番までの山鉾をご紹介したいと思います。

2番・占出山(うらでやま)

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神功皇后が、アユを釣って戦勝の兆とした故事に由来します。
前懸と胴懸は日本三景を描いた逸品です。


3番・芦刈山(あしかりやま)

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妻と離れて難波の浦で芦を刈る老翁が、やがて妻との再会を果たす夫婦和合の姿を表しています。
ご神体の古衣裳は天正の銘のある小袖で重要文化財に指定されているそうです。

4番・孟宗山(もうそうやま)

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病身の母を養う孟宗が、雪の中で母の欲しがる筍を掘り当てた姿を表しています。

5番・函谷鉾(かんこくほこ)

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鉾の名は、中国の孟嘗君が家来の鶏の鳴き声によって函谷関を開けさせ脱出できたという故事に由来します。
前懸は16世紀の毛綴で、重要文化財です。
函谷鉾は、ちょうど私の位置取りしていた場所で、長時間止まっていたので、鉾の車輪などもじっくりと眺めることが出来ました。

6番・山伏山(やまぶしやま)

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ご神体の山伏は、昔、八坂の塔が傾いた時、法力によって直したという浄蔵貴所の大峰入りの姿を表します。

7番・綾傘鉾(あやがさぼこ)

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大きな傘と棒ふり囃子の行列です。
棒ふり囃子は赤熊をかぶり、棒を持ったものが鉦・太鼓・笛に合わせて踊ります。
衣裳を着た子どもたちの姿がとても可愛かったです。

8番・伯牙山(はくがやま)

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琴の名人・伯牙が友人鍾子期の死を聞いて、その弦を断ったという故事に由来します。
前懸は慶寿製の逸品です。
山の上にお琴がちゃんと見えますね!

9番・菊水鉾(きくすいほこ)

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町内にあった菊水井戸に因んで名づけられた鉾頭に金色の菊の花が付けられています。
昭和の鉾としての偉容を示しています。

10番・太子山(たいしやま)

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聖徳太子が四天王寺建立に当たり、自ら山中に入って良材を求めたという姿を祀っています。



どの山も鉾も、それぞれに見事で美しいです。
似ているようで、近くで見るとそれぞれの特徴が良く分かります。
深いですねぇ~

事前学習が十分でなかったので、なかなかポイントを押さえて写真を撮ることが出来なかったのは残念でしたが、
今、記録を残すに当たって、色々勉強をすることで、実際に眺めた山や鉾の意味合いを知ることが出来て、
それはそれで良かったかなと思っています。
もし、また山鉾巡行を見に行く機会があったら、その時にはこの知識がきっと生きて来ると信じたいです。








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