10月5日の金木犀

10月5日は、忘れもしない“緒形拳さん”のご命日。
緒形さんが旅立たれて、4年が経ちました。

4年前のその日。
朝のニュースで知った緒形さんの訃報。
その数日前に、「風のガーデン」の完成会見をされていた映像を目にしたばかりだったので、
俄かには信じられずに呆然とする私の下に、
たくさんのお友だちやネット仲間からメールやメッセージが届いて、
それがとても嬉しかったこと、今でも忘れられません。

その日は、街中に「金木犀」の香りが漂っていました。
「金木犀」の優しい香りが、私の涙に寄り添ってくれていました。


今年は、10月になってもまだ夏のような陽気が続いていて、
「金木犀」の花の咲く気配は全く感じられませんでした。
“あぁ、今年は金木犀の香りのない10月5日になるのかな。”
と思っていたら、朝、出勤した娘からメールが届きました。

“金木犀匂った”
との短いメール。
慌ててマンション裏手の自転車置き場にある「金木犀」の木を見に行きました。

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確かに、花が咲いていました。
でも、ほんの数輪。香りもあまり感じられません。
これだけでは満足できずに、鎌倉まで「金木犀」の花を探しに出掛けました。


北鎌倉「円覚寺」。

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山門をくぐって、境内に足を踏み入れると、
どこからともなく、「金木犀」の甘い香りが漂って来ます。
香りを頼りに歩いていくと…

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様々な秋の花に混じって、「金木犀」の花。
こんなにたくさん咲いていました!
地上に咲く、金色の小さなお星さま☆
「金木犀」の甘く優しい香りに包まれて、緒形さんのことをたくさん思い出しながら時を過ごしました。


今でも、「緒形拳さん」が大好きです。
役者として、人として敬愛してやまない方です。

青く澄んだ空を見上げると、緒形さんの笑顔がいつもそこにあって。
本当に、また新しいドラマか何かで、ひょっこりとあの笑顔を見せて下さるような気がします。
まさに、緒形さんが遺された、
「死ぬということは、人の心の中に生きるということ。
自分の中に、逝った人々を生かし続けること。」
という言葉の通り、緒形さんは、緒形さんのことを大好きだった私たちの心の中で、永遠に生き続けていらっしゃるのだと確信しています。
そして、そんな風に緒形さんのことを想う時…
私自身、いつの日か緒形さんに再会できた時に恥ずかしくないように、懸命に前を向いてしっかりと生きていたいと思うのです。


「金木犀」の優しい香りに包まれて、
今年も心穏やかに「緒形拳さん」を偲ぶ一日を過ごすことが出来ました。
緒形さんと、緒形さんの縁に導かれて出会えた全ての方に感謝しつつ。
合掌。








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